強さのインフレ
2011-06-20
今の昔も、バトル漫画というのは心を熱くさせるものですね。
少年はもとより、数年前に少年だったサラリーマンのお兄さんや、
女性の私でも、スピーディーな展開やバトルにかける登場人物の想いなどに
共感してわくわくと胸を躍らせる…そんな魅力があります。
特に少年誌のバトル漫画は、単に暴力的なのではなく、
「何かを追い求めるために」とか「仲間のために」などの
夢や友情や正義に基づいてバトルをしているところが、
一層の魅力を感じるポイントなのでと思います。
でも、よくあるのが「強さのインフレ」と呼ばれる状態。
バトルするたびに主人公が強くなり、そのライバルもまた強くなり…
というスパイラルを繰り返していくので、最終的には
最初あんなに強敵だったライバルがめちゃくちゃ弱い計算になっていたり、
強さを表現するために数値を用いたらあり得ないくらいのケタ数になったり。
そうやって無理が出て、面白くなくなってしまうパターンが多いのは残念ですね。
その点、今人気の海賊が主人公の漫画などはうまくできています。
人間としてもの強さとは別に「能力」というもので力の差をつけ、
「能力」の相性などでも勝敗が変わるというシステムで、強さのインフレを防いでいます。
今後もこういう漫画が出てくれるのを楽しみにしています。
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